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今週末で閉館の「なにわの海の時空館」に行って来ました。

「地の果て」という表現が口をついて出るような、ガレキと倉庫の向こうにありました。橋本知事のセリフをお借りするなら、「良くこんなところに造ったな」というのが、素直な感想です。いくら浪華丸が貴重でも、それだけでたくさんの人をあんなところに集めるのはムリ。

しかも、その最寄り駅の駅ビルもどこかで見たぞ……な雰囲気。そう、晴海埠頭の客船ターミナルです。ひと気の無い、でも豪華なハコモノにコスプレの人たちが集まって、場違いな歓声を上げてました。

どこで間違ったんでしょうねぇ……「どげんかせんといかん」のは判りますけど、ただコストをカットしてどうこうなるもんではなさそうな気がします。

さて。

浪華丸のために造られた「豪華なハコモノ」。取り壊すのに5億かかる、ということですけど、浪華丸自身が一体いくらになるのか、想像もつきませんです。すごいですよ。まず真っ先に目に飛び込んだのが、舵。

舵

この大きな舵のおかげで、竜骨が無い船体に横帆1枚しか無いのに、風上に向かって進むことができます。実はこれ、欧米の造船での常識を覆すとんでもない技術だったりします。

舷側

舷側。

船首

船首。特に一番外側の1枚板を「水押し(みよし)」と呼びます。「艦首(みよし)に菊をいただいて」と軍国歌謡にも歌われていますね。

甲板とブルワーク

そして、甲板と胸壁(ブルワーク)。ここまで見てきて気がついたのは、木釘や釘がほとんど使われていないことです。もちろん、あるところにはあるんですけど、洋式帆船やイスラム式帆船では釘が目に入らない場所が無いほどびっしり使われています。それがほとんど見当たりません。

どうも、菱垣廻船では挿物でできてるようです。和箪笥のように複雑なかたちに切った木を組み合わせて、釘を使わずに木を接いでいるんですね。

まさに「匠の技」。実際の航行実験もしているんで、耐航性も実証済みです。

そして、使われている材木も分厚くて綺麗な木目でした。

復元船ではありますけど、これは一財産ですよ。まさに国の宝。市に負いきれないのであれば、国で保存していかないと、日本という国が独自の航海技術を持っていた証拠を、自ら消し去ることになると思います。
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アメリカ独立戦争に際してフランスから義勇兵として参加したフリゲート艦、レルミオネ(英語読み:ハーマイオニ)号が進水式を迎えました。

動画つきニュース
http://www.oldsaltblog.com/2012/07/07/frigate-lhermione-launched-in-rochefort-france/

進水式の時って、現代の軍艦や2次大戦の軍艦でも同じですけど、「船体だけ」なんですよね。

うん。私のヨットもまさにこの状態w

マストはこれから立ちます。従って索具もこれから。でも、船体だけなので、船体の美しさが際立って見えます。フランス製の帆船独特の曲線の美しさはやはり絶品。

いやぁ、いいなぁ。

船尾の旗竿ではためいている白い旗は降伏や交渉を求めているんじゃなくて、ブルボン王家の国旗です。フランスでも船体は英国海軍みたいに黄色に黒の塗装なんですね。ちょっとびっくり。

船体の形はわりと国によって違っていて、一番曲線を多用するのがたぶんスペイン。そこからフランス、英国の順に色気がなくなって、直線勝負かってのがアメリカ。本当に実用一点張りだけど、ナポレオン時代に一番良い船を造ったのもたぶんアメリカです。

次がフランス。

英国は技術的にはそのフランスのさらに真似っこに過ぎませんでした。でも、運用面と経験の差が英国海軍を強くしていました。

フランス海軍は何よりも革命で優れた士官を失ったのが痛かったですね。これはロシア(ソ連)でも拡大再生産された現象でしたけど、幸か不幸かスターリン(と隣国の伍長さん)はナポレオンのような軍事的天才ではありませんでした。でも、ナポレオンの天才は海上に出るとまったく通用しないのでした(ただ、ご本人が海に出た場合のツキの良さは人間ワザとは思えませんです)。

そんなわけで、このレルミオネ号、ぜひ見に行きたいものです。場所はフランスのロシュフォール、軍港として有名なところです。


明日の夜、NHKでカティ・サーク(リアル、お酒じゃない方)の特集があるようです。

「よみがえれ!カティーサーク ~引退、炎上、そして再生~」
2010年 9月 9日(木) 18:55~19:35

http://www.nhk.or.jp/dramatic/

見逃しても有料でみれるようですけど、ご予約をお忘れなきよう……。


勢古宗昭さんの絵画展が東京新宿の小田急百貨店であります。

7月7日の七夕から13日水曜日までの1週間、本館10階の美術画廊が会場です。

この方の絵の魅力は、なんと言っても海の描写です。うねりと飛沫の色のコントラスト、そのうねりの中の微妙な色の変化は、まるで本物の波を見ているよう。ジェフ・ハントとは違った魅力を持って輝く絵です。

おついでがございましたら、是非一度ご覧になってみてくださいませ。


って、HMSローズ号(映画『マスター・アンド・コマンダー』でサプライズ号役)……?

CMを見てすぐキリンのサイトに行ってみると、壁紙がありました。

ローズ、だよねぇ?

世界のハイボール
http://www.kirin.co.jp/brands/highball/index.html

うーん、見れば見るほどローズ(サプライズ)号。

サンディエゴ海事博物館
http://www.sdmaritime.org/hms-surprise/

「ロサンゼルスのサンディエゴにあるマリンミュージアムに停泊」とあるのが謎ですけど、カリフォルニア州のサンディエゴ海事博物館ですよね(たぶん)。それをわざわざ「ハイボール号」なんて別の名前をつけるあたり、趣味悪いです。サントリーだったら、そんなマネしないだろうなぁ。


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